お支払い時の封筒問題

女風ライフ、楽しんでいますか?

代表という立場になると、自身の接客だけでなく、今までの経験と照らし合わせながら、今の業界全体の現状を俯瞰で見るようになるんだな、と感じている今日この頃です。

さて、Twitterでこのようなツイートを見かけました。

「お支払いの時に封筒って必要?」「せっかく封筒に入れて渡したのに、部屋に捨てられていてショックだった」

これは、お客様からすると、悩んでしまうところですよね。

私個人での見解ですが、今までお会いしてきたお客様を統計的に見てお話しようと思います。

「現金手渡し(封筒なし)でも良いのか?」という点。

全然問題はありません。
むしろ、その場で金額を確認する事が出来る為、理にかなっていると思います。

ただそこには、気持ち的な問題が発生します。

例えば、ホテルやカラオケボックスのような、他人の目がない空間である場合は、封筒に入れずに渡しても、全然構わないと思います。
しかしながら、飲食店や人目に触れる場所でのやりとりの場合、どちらかというと、お客様側の方が、他人の目が気になったりする人もいらっしゃるのではないしょうか。

私の場合だと、今までのお客様で封筒がなかった場合に、
「包みがなくてごめんなさい」
と一言添えられて、テーブルの下から、スッと渡された時は、「スマートだな」「マナーをご存知の方だな」と、その行動にキュンとしたものです。

さて、封筒で渡される事に対してですが、お客様の中でも、その封筒自体に個性が出ていたり、凝っていたりと、それ自体に楽しみを含めて渡してくださる方もいらっしゃいます。

例えば、「つまらないものですが」と書いている封筒であったり、「大入」と大きく書かれている封筒や、東急ハンズなどにある、少し封筒自体にギミックがあり、封筒だけでも1000円くらいするんじゃないか? と感じさせる面白封筒だったりと、その封筒だけでもお客様の個性を感じ、また、その封筒選びに時間を使ってくれているんだな〜と、ここもまたキュンとするポイントになります。

その為、見解としては「どちらでも構わない」です。

ただし、キャスト側は封筒に入った状態で渡された場合は、それ自体がお客様からの気持ち、として考えなければならない為、例え茶封筒だったりATMに置いてある銀行の封筒だったとしても、金額を確認した上で、再度封筒に納め、金額を確認した事とお礼を伝える事が大事だと思います。

と、この流れで思い出した事があります。

飲食店やホテルでのお会計、これについても気になってしまうお客様は、いらっしゃるのではないでしょうか?

もちろん、キャストと一緒にいる時に掛かる飲食代などの費用は、基本お客様負担です。

ただ、その「自身で支払いをする」という行動に戸惑いを感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その場合は、予約をしたコース料金と別に「この金額で収まるようにお願いします」と、キャスト側に渡していただければ、その日のデートからホテル代までをしっかりと計算した上で、動いてくれると思います。

また、その際に財布などに入れて渡しておく事によって、飲食店での支払いの際も、キャスト側もスムーズに行う事が出来、メリットとしては封筒からお金を出すよりも、他人の目を気にしなくて済む、という流れになります。
※お財布は、ダイソーの安財布でも、ご自身のサブ用の財布でも構いません。
(これも私の経験した話です)

上記のようなお客様は、「スマートな利用の仕方を知っていて素敵だな」と感じました。

例えば、キャバクラやクラブなどでも、黒服に「今日はこの金額がきたら、一度声をかけてもらえる?」とあらかじめ伝えておき、お店側に延長やキャストへのドリンクを含め、計算させるという事も出来ます。

水商売、と言われている夜の飲食店や風俗店の利用は、誰もが最初はわからない事だらけです。

また、出張ホストと違い「女風・女性風俗」という言葉が出来てからのジャンルとしては、まだ3、4年。
利用者様が一つ一つの細かい事に対して、気になるのは当然の事でしょう。

わからない事は、直接、運営に聞いてしまうのが一番です。

よほど、対応の悪い運営でなければ、答えに対しての理由なども伝えてくれる事でしょう。

素敵な女風ライフを。